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Advanced RTP/RTCPツールキット

最新RFC及びSRTPやRTCP-XR/RTCP-FeedbackなどもサポートするRTP/RTCP SDK

概要

SPIRENT Advanced RTP/RTCPツールキットは、IPネットワーク上で音声や映像などのメディアデータをリアルタイムに伝送するための標準規格であるRTP(Real-time Tranport Protocol)と、そのRTPを制御するための標準規格であるRTCP(Real-time Transport Control Protocol)を実装したプロトコルスタックです。
RTP/RTCPの標準勧告であるIETF RFC 3550ベースにしたRTP/RTCP周辺のネットワーク機能を提供します。
本ツールキットは、1回線の組込機器から多回線処理のメディアサーバやPoCサーバ、さらにはNGN向け装置に至るまで幅広い用途にご使用頂けます。

特長

◆ IETF以外の国際標準勧告にも対応

IETFのRFC3550/3551をベースとし、OMA(Open Mobile Alliance)のPoCやISMA(Internet Streaming Media Alliance)で要求されるRTP/RTCPの機能をサポートします。

◆ 各種コーデックに対応

H.264/AVCやMPEG-4など主要なRTPのペイロードフォーマットをサポートし、コーデックとのI/Fに対して、非常にシンプルなAPIとコールバックを提供します。

◆ 各種RTCPパケットフォーマットをサポート

RFC3550で定義されている各種RTCPパケットに関して標準でサポートしており、Add-onモジュールを使用することにより、音声品質などの新たなレポートが追加されたRTCP-XR(RTCP-Extended Reports)や、受信端末から送信端末へパケットロスなどをフィードバックするRTCP-Feedbackもサポートすることが可能です。

◆ ハイパフォーマンス

秒間数百のRTP/RTCPセッションを処理することが可能です。

◆ 組込みにも適用可能なライブラリ

独自のメモリ管理により、呼接続毎の少ないメモリ消費を実現し、メモリに制限のある組込みデバイスにも利用できます。

◆ 高い移植性

OS依存部分を局所化し、スタック部分と分離することで、対象プラットフォーム上での安定動作と異なるプラットフォームへのアプリケーションの再利用が可能となります。

◆ 他のプロトコルスタックとの併用が可能

OS依存部分のモジュール(OS抽象化コンポーネント)は、他のRADVISIONツールキット(SIP、H.323、MGCP、MEGACO、RTSP、およびMTF)と共通で使用しているモジュールのため、他のRADVISIONツールキットとシームレスに動作します。

◆ ソースコードの提供

全てソースコード(ANSI C準拠)で提供します。
また、豊富なログ機能(送受信メッセージや各APIの動作、リソース状態などを出力)により、お客様自身でのデバッグ、カスタマイズ、メンテナンスが可能となります。

◆ サンプルアプリケーションをバンドル

お客様によるアプリケーション開発が容易になるよう、実行可能なサンプルアプリケーションを併せて提供します。
また、サンプルアプリケーションもソースコードで提供されるため、お客様のアプリケーションにコードを流用することもできます。

主な仕様

Advanced RTP/RTCPツールキット

・IPv4/IPv6(*1)の両方で動作可能
・ユニキャスト/マルチポイントユニキャスト、
及びマルチキャスト(*1)をサポート
・各種RTPペイロードフォーマットをサポート:
音声 - EVRC/SMV、AMR-NB/WB、G.711、G.722.x、G.723.1、
G.728、G.729
映像 - H.264/AVC、MPEG-4(MP4V-ES/MPEG4-Generic)、
MPEG-1/2、H.261、H.263、H.263+、JPEG-compressed video
また、汎用的なAPIを用意し、上記以外のペイロードもサポート可能
・各種RTCPパケットフォーマットをサポート :
・送信レポート(SR:Sender Reports)
・受信レポート(RR:Receiver Reports)
・ソース記述(SDES:Source Description)
・メンバシップ制御(BYE:Boodbye RTCP Packet)
・アプリケーション定義(APP:Application-Defined)
・RFC2833によるDTMFをサポート
・H.323 AnnexQ(H.281/H.224)による
Far End Camera Control(FECC)をサポート
・RoundTrip Delayの算出機能
・帯域に合わせたRTCPレポートの送信間隔が可能
・IPv4 ToS/IPv6 Traffic Class(*1)の設定をサポート
・STUNにおけるRTP/RTCPの送受信

Add-onモジュール <Secure-RTP(SRTP)Add-onモジュール>
・RFC3711に準拠
・RTP/RTCPセッションに対して以下の機能を提供
・暗号化(AES CM mode/AES F8 mode/NULL cipher)
・HMAC-SHA1によるメッセージ認証と整合性
・Replay Protection
<IMS & Media Control Add-onモジュール>
・RFC3611に準拠
・以下のExtended Report Blockをサポート:
Loss and receipt RLE/Duplicate RLE/DLRR time report block/
Statistics summary report/VoIP metrics report block/
Packet receipt times report block/Receiver reference time report block
・RFC4585に準拠(一部RFC5104にも対応)
・以下のFeedback MessageのRTCPパケットをサポート:
Transport layer FB message(RTPFB) - Generic NACK
Payload-specific FB message(PSFB) - Picture Loss Indication(PLI)
Slice Loss Indication(SLI)
Reference Picture Selection Indication(RPSI)
Application layer FB(AFB)
また、汎用的なAPIを用意し、上記以外のRTCP-FBもサポート可能
<Adaptive Jitter Buffer(AJB)Add-onモジュール>
・動的にバッファ長制御を行う適応型ジッタバッファ機能を提供
・単独モジュールとして、他社製RTP製品でも利用可能
準拠勧告 RFC2190(H.263)、RFC2250(MPEG-1/MPEG-2)、RFC2429(H.263+)、RFC2435(JPEG-compressed video)、RFC2833(DTMF)、RFC3267(AMR/AMR-WB)、RFC3489(STUN)、RFC3550(RTP/RTCP)、RFC3551(RTP Profile)、RFC3558(EVRC/SMV)、RFC3611(RTCP XR)、RFC3640(MP4V-ES)、RFC3711(SRTP)、RFC3984(H.264)、RFC4573(H.224)、RFC4585(RTP/AVPF)、RFC4587(H.261、Obsoletes:RFC2032)、RFC4788(EVRC)、各種IETFドラフト、H.235 Annex D、H.323 Annex Q、H.281、OMA PoC 1.0、ISMA 2.0
サポートOS WindowsXP、WindowsVista、Windows Server2003、Windows Mobile、Red Hat Enterprise Linux(AS/ES/WS)、MontaVista Linux、VxWorks、Nucleus Plus、pSOS、Solaris
その他:ポーティングにより移植可能
※詳細なサポート状況につきましては、別途、お問い合わせ下さい

(*1)OS、開発環境によりサポート状況が異なります

■ソフトウェア構成

・ RTP

RTPセッションの管理やRTPパケットの送受信機能を提供。

・RTCP

RTCPセッションの管理やRTCPパケットの送受信機能を提供。

OS抽象化コンポーネント

上位のモジュールがOSに依存しないようOSサービス(システムコール)を隠蔽したモジュール。
唯一のOS依存モジュール(他のモジュールはOS非依存)

■提供物

  1. ソースコード(C言語)
    • ツールキット及び各種Add-onモジュール
    • 組込みでも実行可能なシンプルなサンプルアプリケーション
    • RTP/RTCP端末として動作可能なGUI付きテストアプリケーション(*2)
  2. ドキュメント
    • プログラマーズガイド
    • APIリファレンスガイド
    • ポーティングガイド

(*2)OS、購入アドオンモジュールにより提供内容が異なります

■主な適用製品

◆ Push To Talk over Cellular(PoC)クライアント・サーバ
◆ MRFP(Media Resource Function Processor)
◆ ビデオオンデマンド(VOD)
◆ IPフォン(音声・映像)
◆ IP-STB(Set Top Box)
◆ 音声応答システム(IVR)
◆ メディアサーバ
◆ ゲートウェイ
◆ ストリーミングメディアサーバ
◆ Voice/Video Mail(VM)
◆ 多地点会議制御装置(MCU)
◆ セッションボーダコントローラ(SBC)等

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